あわてず、さわがず、立ち止まって考える。
株式投資と向き合うための、小さな展示会。
株価が動くたび、心が動く。上がれば安心し、下がれば不安になる。それは自然なことです。けれど、その揺れに任せて判断を重ねているうちに、私たちは「なぜそう判断したのか」を、自分でも説明できなくなっていきます。
本書『投資の深呼吸』が目指したのは、その手前の一歩です。値動きを追う前に、一度、深く息を吸う。企業を観る。数字を読む。時間と付き合う。そうして、自分の判断に、自分の言葉を与えていく。この展示会は、その一冊の考え方を、いくつかの展示物として並べ直したものです。
特別な才能も、特殊な情報も必要ありません。必要なのは、順序立てて学ぶことと、立ち止まって考える習慣です。どうぞ、ゆっくりご覧ください。
数字の前に、企業そのものを観る。何を売り、誰に届け、どう稼いでいるのか。ビジネスモデルや競争環境、経営の言葉に耳を傾ける視点を扱います。
財務諸表や各種指標を、暗記ではなく理解する。PER や ROE が何を測っているのか、その数字が何を語り、何を語らないのかを扱います。
投資は、買って終わりではありません。保有し、観察し、記録し、必要なら見直す。時間とともに判断を更新していく姿勢を扱います。
深呼吸をしてから、— 第七章「続けられる形を探す」より
判断する。その順番を、変えないこと。
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投資に関するリスクについて。本ページで紹介する書籍は、株式投資に関する一般的な知識の提供を目的とした学習読本です。特定の金融商品の販売・勧誘や、個別の投資判断に対する助言を行うものではありません。
株式投資には、株価の変動により投資元本を下回る損失が生じるおそれがあります。株価は、企業の業績や財務状況、金利や為替の動き、国内外の経済・政治情勢など、さまざまな要因によって変動します。過去の市場データや事例は、将来の運用成果を示すものではありません。
投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行っていただきますようお願いいたします。本書の内容は、特定の投資行動を推奨するものではなく、また、いかなる運用成果も保証するものではありません。